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2020年 1月 25日 受験生へ~川内先生~
このブログを読んでくれている皆さん、こんにちは。担任助手2年の川内です。
センター試験からまもなく1週間が立ちます。早いですね。
どうやら時間は待っててくれないようです。
受験生の皆さんは、次なる試験に向けての準備は進んでいますか?
ひとまず、「センター試験おつかれさま」と言ってあげたいところですが、ほとんどの人がここがゴールではないだろうし、むしろスタートだと思うので、ここからさらに頑張っていきましょう。
こんなことを言うと、受験生から返事が返ってきそうですね。
そんなことわかってるよと。
僕も受験の経験者だからわかります。
周りや応援してくれる人の言葉は正しいし、ありがたいけど、違うんだって。
頭では理解していても、心と体がついてこないんだって。
当然です。センター試験という受験生としての大イベントが終わって、普通な状態でいれるはずがない。
センター試験で結果を出せた人は、このまま最後まで前向きに走りきれるかもしれない。
逆に、舞い上がってしまって地に足つかないまま、2月3月を迎えてしまうかもしれない。
一方、うまくいかなかった人は、落ち込んで勉強に身が入らないかもしれない。
逆に、このままじゃヤバイと思って死に物狂いで努力し始めるかもしれない。
いつも通りの結果だった人は、良くも悪くもこのまま受験をやりすごしかもしれない。
ちょっと考えるだけで、さまざまな状態が思い浮かぶ。そんな受験生全員が前向きになれるような言葉なんて、たぶんありません。
けどね、君を応援してくれる両親や友達は、心から君のことを考えていると思うんだ。
もちろん、君の苦しみを一番理解しているのは君自身だけど、同じぐらい家族も一緒に悩んでくれて、一緒に戦っている。
僕も受験生の時は、自分以外のことに目を向ける余裕なんてなかったし、その分、家族が負担をしてくれて、僕が勉強に集中しやすい環境を整えてくれた。
当時からそれが当たり前じゃないってことはわかっていたし、感謝していたけど、なかなか言葉にはできなかった。
その代わり、結果を出して返そうと思ってた。
最終的にそれが自分を動かす原動力のひとつにもなっていった。
もちろん、これは自分の戦いで、家族や応援してくれる人のために勉強しろとは思わないけど、もし今自分のために頑張れないのなら、他の誰かのために頑張ってみるのもありだと思う。
とにかく、まずはここから一歩踏み出すこと。
自分のために頑張ろうと、誰かのために頑張ろうと、ハッピーエンドで終わるには、努力するしかない。
僕は受験生の時、早稲田大学の過去問を解いて、これは努力だけじゃなくて才能も必要だと感じた。それぐらい難しくて、心も折れた。けど、自分より頭の良い人はたくさんいるし、模試の結果を見ても自分に早稲田に合格するに足る才能はないと思った。
じゃあ、無理なのか?
僕は努力の上に才能じゃなくて、ちがうものを積み上げることにした。
僕は、才能の代わりに努力を積み上げた。
努力+才能
ではなくて、
努力×努力
これで、僕は受験を乗り越えました。
才能で周りに勝てないなら、努力で圧倒してやろうと。
みんながこれ以上はできないと思ってるところから更に2倍、3倍、いや10倍できればきっと才能が足りなくても覆せると思った。
そして、本当に覆せた。
だから、僕はこれだけは自信を持って言える。
「圧倒的な結果を出すには、周りが引くほど圧倒的な努力をするしかない」
気持ちがついて来なくても、とりあえずペンを握って何かを始めよう。
気持ちも結果もやってれば後から付いてきます。
今やれることを全てやりきって試験に臨みましょう!
僕たち担任助手も全力で応援しています!
早稲田大学法学部 2年 川内優人
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