ブログ
2017年 11月 18日 生まれつきの才能は本当に必要なのか~服部先生~
昨日、東大の江田先生から激アツな紹介をしてもらいかなり喜んでいる服部です。
江田先生の期待に是非お答えしたいのでなるべく論理的な展開をしたいと思います。
さて本題です。
僕は4月から大学で心理学の授業を履修しています。最近、の能力や認知機能に関する授業を受けたので
「受験において才能は必要か」
について話したいと思います。
皆さんは…
「自分には才能がないからこれをやるのは無理だー」
と何かを諦めたことはありませんか?
恐らく何かを始めようと思って少しやってみたけど才能が無いという理由でそれをやめた人は意外と多いと思います。
だからこそ多くの人は「出来るやつにはみんな才能があるんだよ」とか「才能が無いと何もできない」と言います。実際に中国では生まれたばかりの子供のDNA検査をしてその子供にはどんな才能があるかを調べるというのが流行っています。
しかし僕から言わせてみれば「出来るやつにはみんな才能があるんだよ」と言うことは…
同じようなことをつぶやく周囲の残念な人間に自分を合わせてしまうことと同義
です。
そのように周りに流されてしまうと自分の人生を棒に振ることになります。
あなたは必ず自分のなりたい自分になれるはずなのです。
周りの人間に流されるふりをして逃げてはいけません。
ではここで質問です。
あなたが以前何かを諦めた時、それが出来なかった原因は本当に才能が100%だと思いますか?
問いかければ答えはすぐに見えてくるでしょう。
答えは…
「時間が十分に足りなかったから」
です。
心理学的な研究によると、
ほとんどの分野におけるエキスパートは
生まれ持った能力以上に
「動機づけ」や「良く考えられた練習」
によって得られた能力の方が重要である
という研究結果が出ています!!!!!
「良く考えられた練習」とは最適な困難と内容の課題を繰り返すことです。またその練習の成果を自身でフィードバックすることでさらに能力が向上します。いわゆる厳しい訓練とは成功を得るための鍵なのです!
実際に統計を取ってみると一流のプロや優秀な人ほどより長時間にわたる練習をしているそうです。
前回のブログでも言った「自分にとって何が足りないのか」を考え、それを実行することは「良く考えられた練習」を行うことと同じです!
多くの人は自分には無理だと思って志望校を変えたり、受験科目を減らすなどのことをしますが十分に勉強をすればどんな科目でも出来るようになるのです!
つまり…
「何かをやるのに才能などいらない」のです!
どうかそのことを忘れないでください!
特に高1、高2生は今から「良く考えられた勉強」をすれば自分が目指す志望校に十分に到達可能です。それをしっかりと心に刻んで日々の勉強に励んでください。
最近、僕は大学のチェスサークルに入会し、チェスを始めました。もちろん始めたばかりなので全く勝つことが出来ません…
しかし、僕は諦めずにやり続ければしっかりと結果が出ることを受験を通して知ったので(特に数学、物理、化学がそうだったので)
チェスを全く諦めるつもりはありません!
必ず強くなってみせます!
皆さん…
諦めたくなった時が踏ん張り時です!!!!!
ぜひ諦めずに頑張ってください!!!!!
明日のブロガーは…
佐藤先生
です!
佐藤先生といえば
「私、失敗しないので」
というあの名ドラマの名台詞でおなじみの人ですね!
そんな失敗しない人の為になる話が聞けるといいですね!
明日がとても楽しみです!
慶應義塾大学 理工学部1年 学問2 服部航大