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2020年 11月 23日 「自分」を考えること~舘田先生~
みなさんこんにちは!
今月2回目の登場の舘田です。
今学期、大学で「人文学とキャリア形成」という必修の授業を受けているのですが、毎回立教大学OB・OGであるゲストスピーカーの方がオンラインで講義をしてくれるので毎授業楽しく聞いています。
この授業は社会人として働くゲストスピーカーの方が、自分の仕事についてや就職活動のこと、大学生時代の学びについて話してくれる授業です。
立教大学の職員の方から、豊島区で働く公務員の方、某リゾートホテルの営業部長の方まで・・・
本当に様々な職種の方の話が聞けるので非常に面白いです。
そろそろ大学二年生の秋学期が終わりに近づいてきて、世の中の大学二年生は来年度から本格的に始まる就職活動を意識し始め、そわそわしている頃だと思います。(私も今から胃が痛くなるような思いです…)
この授業で得られた就活への気付きは沢山ありますが、ゲストスピーカーの方の多くが言っていたことの一つが「就活は、まず自分自身を知ることが大事」だということです。
・仕事相手は企業の方がいいのか、それとも顧客の顔が直接見える仕事がいいのか
・売りたいのはモノなのかサービスなのか
・仕事を通じてどんな人になりたいのか
・10年後、20年後、どんなひとになっていたいのか
などなど…
自分の向き不向きやなんとなく抱いている理想を明確化させることが就活の第一歩だということに気付きました。
そしてこれはなにも就職活動に限った話ではないと思います。
大学受験とそれに伴う「志望校選び」も「キャリア形成」においては重要な分岐点の一つです。
受験生は併願校の決定がそろそろ始まります。
「どうやって決めたらいいのか…」
という悩みの声もちらほら聞こえます。
頭の中がごちゃごちゃになって訳が分からなくなったら、シンプルに「自分がどうなりたいのか」の立場から考えてみてほしいです。
これは第一志望校を決めたときと同じですね。
志望順位が高い大学であれば、4年間その大学その学部に通う可能性は大いにあります。
その学部で学んだ4年後の「自分」を想像して見るのもいいですね。
ちなみに私は「混んでいる電車で長時間かけて通学すること」が本当に嫌すぎて、併願校選びの際にも〈最寄りから電車一本で行ける大学〉という必須条件がありました。
理由がふざけてると思われるかもしれませんが、実際に4年間通うことと自分自身の向き不向きを真剣に考えた結果の条件でした。
口を酸っぱくして言いますが、何が起こるかわからないのが受験です。
いま真剣に考えることが最終的には自分自身のために繋がります。
そして高校一年生、二年生も他人事ではありません。
12月が近づいてきました。(思わずクリスマスカラーにしてしまいましたがクリスマスの話ではありません)
東進での12月といえば、「新学年」のスタートです。
第一志望校はここ!とはっきり言えますか?
なんとなく、で決めてしまってはいませんか?
「自分のしたいこと」
「自分の学びたいこと」
「将来どんな自分になりたいのか」
学年が上がる前にこの視点からもう一度考えてみてほしいと思います。
武蔵小杉校のみなさん、
後悔のない志望校選び、併願校選びをしましょう。
立教大学文学部文学科日本文学専修2年
舘田海光
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