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2021年 12月 16日 コンコルド効果 ~川上先生~

 

こんにちは!最近睡魔に憑りつかれている川上です。

突然ですが皆さんはコンコルド効果について知っていますか??


先日の最終模試も終わり、今日あたりから成績がでてくると思います。前回私は模試への備えについて話した(気がする)ので今日は時間配分について話したいと思います。試験において時間配分はとっても大切な要素の一つで、それだけで命取りになり得ることは大いにあります。


そこで本日紹介したいのが「コンコルド効果」です!大学で読んだ文献で以前知った言葉ですが、なんか強そうに聞こえますよね。?


これはコンコルドの誤謬ともいわれるそうですが、
サンクコストを惜しんで投資を続けてしまうこと。それまでに費やした資金や労力などの見返りを得ようとして、かえって損失が拡大すること。(コトバンクより)


という意味です。つまり、このままいっても上手くいくか分からないけど、そこに使った時間やお金を考えると簡単にやめられない……!という状態のことです。経済学などで多く使われるようですが、この言葉を知った時、私は真っ先に受験生時代の模試を思い出しました。


皆さんも「時間無いけど〇分使ったこの問題だけは解ききりたい!」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか?この心理的傾向がコンコルド効果の勉強版だと私は考えました!解き終われば何の問題もありませんが、

一つの大問ごとにかける時間を予め決めておくことも大事です。

その時間を決めるには過去問を解いて傾向を掴むしかありません!!一度切り上げて次の設問に行く勇気も備えておきましょう!一つの問題に固執しすぎると、結局どの問題も中途半端という結果になりかねません。

その際、空欄で次に進むと解答欄がズレたり見直しの時間が取れなかったりする可能性があるので、何かしらは埋めておくのがベストです。人間の心理と上手く付き合っていくためにも一度落ち着いて客観視してみましょう!
時間配分は意識するだけで確実に得点にできる設問が増えます。どこで見切りをつけるか否か判断することに慣れてから本番に臨むために、あと共通テスト30日、一緒に頑張っていきましょう!!

 

立教大学法学部法学科1年 川上友香梨

 

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