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2021年 2月 6日 後回しでいいんですか?〜望田先生〜
こんにちは!春休みが始まらない望田です!!!!!
他の先生たちは「レポートが終わって春休みです♪」みたいなことをブログに書いていますが私の春休みは始まりません、、授業もテストも残っています、、なぜ、、
来週の水曜日までの辛抱なので皆さんと一緒に頑張りたいと思います!
そして実はこのブログを書いている数時間前には電磁気のテストを受けていたんです。おうちでオンライン試験です。
ちなみに試験はめちゃくちゃ難しかったです、再履修を覚悟しました…(^ ^)
(大学生は必修の単位を落としてしまうと、次の一年生と一緒にその授業をもう一度履修しないといけないんです…絶望…)
とまあそんな状況で、試験直後のもちだは思ったんです。
「電磁気苦手なんだから、早めに勉強始めればよかったなあ」
まあ毎回思いますが学習しませんね!!こういう話はみなさん経験があると思いますし、早めに勉強を始めることの大切さは散々言われていると思うので今回はその話ではありません。
注目すべきは、
前半部分の「電磁気苦手なんだから」です!!!
私の最初の失敗は、「苦手分野を潰さないまま大学受験を迎え、なんとなく大学生になってしまった」ことです。みなさんにはそうなって欲しくないので私の受験生活の後悔をお話ししたいと思います。理系の低学年の皆さんは特に読んでほしい!
思い出話になってしまいますが、私は物理をしっかり学び始めた頃から電磁気が大の苦手でした。何が起こるのか想像できないし、馴染みもなくて苦手意識があったんだと思います。ですが中高生の私は、電磁気を克服する努力を後回しにし、なんとなく理解していてなんとなく問題が解けたり解けなかったり、という状態で受験を迎えました。
そして実際に物理を使って受験した慶應や東工大は、たまたま苦手なところを突かれず失敗することなく受験が終了しました。
実際に、大学受験の物理は大体の理解と運で乗り切れるところがあります。
ですが!!!
大学が二次試験にその科目を課しているというのは、「その分野の知識を持った生徒が欲しい」ということです。つまり大学の勉強では高校範囲の知識が前提になり、発展的な内容を学ぶということですね。
高校生の皆さんは、大学受験の勉強で精一杯で、入ってから何を学ぶかについてまで考えられていないかもしれません。ですが、英語を使うのはもちろん、理工系であれば教養として数学、物理、生物、化学は多くの大学で必修となっています。
だらだら書いてきましたが、結論として伝えたいのは「付け焼き刃の勉強ではなく、一生モノにできる勉強をして欲しい」ということです。
特に苦手科目!
苦手科目を後回しにして、なんとなくの理解で終わらせてしまっている人。多いと思います。
ですが今身につけた知識は受験だけでなく、今後一生ついて回ります。
しかも私は大学に入ってからツケが回ってきましたが、これが受験の時だったらどうでしょうか。苦手で、曖昧な理解なまま放っておいた分野がちょうど問題になっていたら…
想像しただけで寒気がします。。
大学受験のためにも、自分の将来の勉強のためにも、今の時点で正しい理解と演習を心がけましょう!!ほんとに!
暗い話(?)ばかりしてしまったので明るい話もしようと思います。
今回の試験の勉強をしているときに、私が一つだけ自信を持っていた分野があります。それは「マクスウェル方程式」です。この範囲だけは、苑田先生のハイレベル物理で勉強して、しっかり意味を理解し記憶に残っていた分野でした。
(物理をしっかり理解している人にはマクスウェル方程式がわかって電磁気が苦手ってなんだ、とつっこまれるかもしれませんが…)
このように、今のうちに正しい勉強をして理解しておくと、今後おトクな事しかありません。
今、苦手分野から逃げようとしている人がいれば、それは危険信号です!!!後回しにしすぎて私みたいになる前にしっかり苦手と向き合っておきましょう!
東京工業大学物質理工学院一年 望田碧葉
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