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2020年 5月 22日 自己紹介~楠田先生~

Buenas tardes! Yo soy Yohei Kusuda. Soy asistente de maestra principal en Musasikosugi. Muy mucho gusto!!

 こんにちは。4月から新しく担任助手になりました、楠田陽平[くすだ ようへい]

と申します。

 冒頭から唐突なスペイン語での自己紹介に心底驚かれた方も多いとは思いますが、私がこのような自己紹介をした理由は、現在大学にて私はスペイン語を第二外国語として学んでおり、授業開始からの約1か月間で習得した最大限の同言語の知識を生かしてみたいな、と思ったからです。因みにこの文章を日本語に直すと、「こんにちは!私は楠田陽平です。武蔵小杉校で担任助手をしています。是非ともよろしくお願いします!!」となります。[文法的なミス等ありましたらご容赦ください]

 おっと、まだ私が通っている大学を教えていませんでしたね。私が通っているのは

東京大学前期教養課程文科二類というところです。

 ご存知の方も多いとは思いますが、日本最難関大学と呼ばれる大学のうちの一つです。一般的に私が通っている学部は「東大文二」と略されることが多く、真ん中の「前期教養課程[学部]」は欧米人の名前に多いミドルネームのようなもので、あまり馴染みのない名前だと思います。[私も出願時に募集要項を見るまでその名称を知りませんでした] ですが、この部分が実は東大が持つ特色のうちの一つなのです。

 一般的に、大学に存在する法学部、経済学部のような学部には入学した当初から所属し、各カリキュラムに沿った履修をしていくケースが多いですが、東大生は前半の2年間で文理共に前期教養学部という一律の学部に属し、文理の履修の根本的な違いを除けば文系内、理系内ではそれぞれほとんど同じ授業を履修することができます。そして大学三年生から一般的に言われる学部というものにに初めて所属することになります。私が通う文科二類は、基本的には三年生以降で経済学部に進学する人達のための科類で、他科類よりは「経済」と「数学」の授業が若干多めになっています。個人的にはこの、学問分野の垣根を越えて多種多様な授業を取ることができる部分こそ、私が東大を志望した一つの理由であり、入学した今でもその点に魅力を感じ続けています。正直入学式も中止になり、同じクラスの人たちと直接会うことも未だ叶っていない状況ですので、東大生になったという実感はあまりありませんが、オンライン授業という形でも、日本最高峰の大学の授業を比較的早期の段階[4/20~]から受講できていることに素直に喜びを感じると同時に、現在自宅で自学自習に励んでおられる全国の小中高生の方々には、一日も早い学校での授業の再開をただただ願うばかりでございます。学校で学べる喜びは、何事にも代えがたいものですから。

 さて、私自身についてもう少し詳しく紹介したいと思います。

 まず出身高校についてですが、私は神奈川県川崎市内にある私学の桐光学園高校というところに今年三月まで通っていました。この学校は中高一貫校ですが私は高校から入学しました。ご存知の方も多いと思われますが、同学校は部活動が盛んで、過去には野球部に楽天の松井祐樹選手が、サッカー部にセルティックや横浜Fマリノスなどで活躍した中村俊輔選手が在籍するなど、将来を期待される有望な選手が多数在籍し、数々の大会で好成績を残して来ました。つい最近でも、昨年八月にサッカー部がインターハイで優勝するなどその活躍ぶりは今でも健在です![今年はそのインターハイが見れないと思うと非常に残念です…..] 当の私はと言いますと、一応山岳部という運動部に属しており、二年生からは一年間副部長として部をまとめる立場に居ました。山岳部では、主に週二、三回放課後学校の近くをランニングし、毎月末には首都圏の山に登ったりしていました。また夏と秋には泊りがけで標高の高い山に合宿という形で登っていたりもしていました。[因みに高二の夏には国内標高第三位の奥穂高岳に登頂しました。] 山登りの最大の極意は何と言っても山頂に着いた時の達成感です。頂に着いた瞬間、登っている間に感じたすべての苦しみや痛みから解放される体験は他の何事にも代えがたいと思っています。このブログを見て下さっている皆様の中に少しでも興味がわいた、という方はコロナ自粛が明けた暁に是非一度登山にチャレンジしてみてください!

 次に受験科目についてですが、私が受験時に使用した科目は、英語、数学[ⅠA・ⅡB]、国語[現古漢]、社会[世界史・日本史]、理科基礎[物理基礎・化学基礎]です。[理科基礎はセンターのみ]得意科目は英語と社会で、苦手な科目は国語です。ですので、学習面で私に質問する際には主に英語、世界史、日本史にしていただけると嬉しいです。また基本的には国公立文系ですが、慶應経済・商学部にも合格しているので、もし同学部を志望している方がいらっしゃれば私に声をかけていただいても構いません。できる限りのアドバイスをさせていただきます。

 最後になりましたが、これから担任助手として武蔵小杉校の生徒を指導するにあたって私が受験生時代にモットーとして掲げていた言葉を一つだけ紹介させていただきます。それは「泰然自若という言葉です。言葉のとおり、私はどのような事態も冷静に捉え、精神的な起伏を作らずに勉強に集中できるよう最大限努め、その結果として念願の東大合格を手繰り寄せることができたと実感しています。大学生となり、担任助手となった今私が生徒にお伝えしたいのは、「コロナショックで肉体的、精神的にも困難に直面している中でも、平然とした面持ちで日々の勉強を進めて欲しい」ということです。未曾有の事態故にネット上で多くのデマや差別が横行し、人々を絶えず動揺させている今日の状況に加え、今年の受験生は新しい受験制度のもとでノウハウが限られている中で勉強に向き合わなければならず、何事にも泰然と構えることなどなかなか難しいことかとは思います。ですが、いつまでも無駄な邪念翻弄されては一向に事ははかどりません。ですので、まずは冷静に自分の状況を俯瞰してその時々に何をやるべきをはっきりと把握することから始めてみてください。それができるようになればおのずと迷いは消え、自分の進むべき道が開けてくるはずです。もちろん担任助手として私も精一杯生徒の皆さんの相談に乗らせていただきます。電話でも対面でもどちらでも構わないので気軽に声をかけて下さい!

 ではこれにてブログを終了させていただきます。稚拙な文章でございましたが最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

 Adios~~ [さようなら~~]

東京大学前期教養課程文科二類 一年 楠田陽平

 

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