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2021年 8月 26日 試験監督をやってて思ったこと ~楠田先生~

 

ご無沙汰しています、楠田です。先日温泉で体重を測ったらなんと55キロを切っていました。(私の身長だと適性体重が70.5キロらしいのでだいぶヤバいです。) ただ翌日には57キロに戻っていたので、前の日に計った体重計が壊れていた、ということにして自分を落ち着かせた次第です。

 よく、「太っている人に失礼だ」とか、「痩せてるんだからいいだろ、こっちはダイエットできなくて困ってんだ」とかいう謂れのない言葉を浴びせられるのですが、太っている人にも痩せている人にも、その人なりの事情があるものです。両者がともにのびのびと暮らしていける社会になっていくことを私は願うばかりです。先日鈴木健申先生のブログで私の去年の言動に関する言及がありましたが、当の本人は全く記憶にございません。(ブログでは書いていたかもしれませんが…) 自分が発した言葉というのは案外覚えていないものですね。皆さんはくれぐれも他人に対して不快な言葉を発しておいて自分がそのことを忘れるなんてことがないように気をつけましょう。

 

 さて、いつも通り前置きが長くてすみません、今日の本題に入ります。

皆さん、先日行われた第3回共通テスト本番レベル模試はいかがでしたか??

 目標に届いた人もいれば、思うような点数を取れなかった人もいると思います。今回はその日、私が外部会場の試験監督をしていた時にふと感じたことを綴ろうと思います。

それは国語の試験時間中。

試験開始から10分ほど経った頃、私は不正行為対策も兼ねて会場内を一周回っていたのですが、その時に受験者の問題用紙を見て私は一つ気になることがありました。

それはズバリ5:3:2です。

三角形の面積比みたいな答えになってしまいましたが、すなわちこれは「第1問から解き始めていた人:第4問から解き始めていた人:第3問から解き始めていた人」の比です。あくまでもこれは私の直感なので正確かどうかは諸説あるところですが、一番驚いたのは現代文から先に解き始めている人が非常に多かったことです。ここからは私の担任助手としての単なるアドバイスになりますが、

「国語を解くときには、必ず古文漢文のどちらかから解き始めること」をお勧めします。なぜなら、現代文より古典の方がより短い時間で解き終わることができるからです。(まぁ文章の長さも全然短いですからね。) つまり、コスパの良い第3・4問を先に解き終わってから文章が長く、比較的時間のかかりやすい第1・2問に時間をしっかりとかけて取り組んでいく、というのが国語で高得点をとるための秘訣と言っても過言ではないでしょう。これは学校や予備校の先生にも常々言われたことなので信憑性はかなり高いと思われますが、逆に現代文から先に解いたことで時間を予想以上に使ってしまい、古文漢文に十分な時間を割けず、取れるはずの問題を落として点数が伸び悩んだという人を、私は何人も見ています。今回の模試で国語の点数が低かったという人は、次の模試や過去問を解く時にでもぜひこのやり方を実践してみてください! きっと点数が伸びやすくなるはずです!!

 

東京大学文科二類2年 楠田陽平

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