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2021年 1月 5日 謹賀新年 ~楠田先生~

皆さんこんにちは、ご無沙汰してます、楠田です。最近自転車の空気入れを逆さまにしたらパターゴルフとして利用できるのではないか、ということに気がつき始めました。天才的な発想だと思いませんか??

 さて、今年も前回のスペイン語一言クイズの答えから入りたいと思います。

答えは、、、、「空間・宇宙」です! そろそろコツがつかめてきている方も多いのではないでしょうか。

 

 では、本題に入ります。今回も前回に引き続き、シリーズでお伝えしている「歌詞から読み解く人生の知恵」のコーナーに入りたいと思います。2回目の今回は、前回と打って変わって洋楽の一節から紹介したいと思います。

 今回紹介する曲は1978年にアメリカのシンガーソングライター、ビル・ラバウンティによって発表された「涙は今夜だけ/This night won’t last forever」です。え、誰??と思った方も多いと思うので、まず彼について軽く紹介したいと思います。

 ウィスコンシン州に生まれた彼は1972年に「ファント・チャンス」というバンドの一員としてメジャーデビューした後、1975年にソロデビューし1978年に自身2作目として発表したこの曲と同じ名前のアルバムがヒットしました。彼の音楽ジャンルは当時流行っていたAORと呼ばれる大人っぽい洗練された音楽であり、同時代には非常に多くのアーティストがこの分野で活躍しました。興味を持った方はyou○beなどでぜひ聞いてみてください。日常で溜まった疲れをさらりと洗い流してくれます。

 これ以上書くと音楽評論家になってしまうのでアーティスト紹介はここまでにして本職に戻りたいと思います。私が紹介したい一節はこちらです。

“I know, this night won’t last forever. I know, the sun gotta (got a) shine sometime. I got, some hope for a blight tomorrow. I know, this heart’s gonna (going to) mend just fine.” (=この夜だっていつまでも続くわけじゃない。いつか必ず太陽が顔を覗かせる。僕は明るい明日に希望を持っている。この心の傷もきっと治る。)

“In the corner there’s a couple dancing. From the kitchen I can hear’em (hear them) laughing. They’re playing the same old songs on the radio. I wish I didn’t have to sit and listen. And be reminded of what I’m missing. No, I’d rather be lonesome all alone.” (=片隅でカップルが踊っている。二人の笑い声がキッチンまで届く。ラジオから流れてくるのは聞き慣れたいつもの歌。じっと座って聞いてなんかいたくない。失いかけているものを思い出したくない。それだったら一人ぼっちのほうがいい。)

 一節と言いながらそれなりの長文になってしまいました。(というか、今気づいたんですけどこれ二節ですね。嘘ついてすみません。) 一節目について私が伝えたいのは、端的に言うと、スランプや苦悶、悲しみからはいつか必ず抜け出せる、ということです。加えて、スランプに陥った時にどれだけそこからの脱出を信じてがむしゃらに努力できるかが受験を勝ち抜く一つのポイントになります。特に受験生の皆さんには、学力・集中力もさることながら、ここからは最後の最後まで諦めない強い精神力を備えることも忘れずに、残り少ない受験生活を過ごしてください。

 二節目は少々ややこしいので分けて説明します。

片隅でカップルが踊っている。二人の笑い声がキッチンまで届く。

・・・勉強の合間で立ち寄ったカフェで一人束の間の休息を満喫しようとしていると、目の前で若いカップルが楽しそうにイチャイチャしていてそれなりにうるさい。それを見たあなたは受験勉強のストレスと彼らに対する羨望で悶々とした気分になる。皆さんはこう言った経験ありませんか?そういう時はキラキラの大学生活を頭いっぱいに思い浮かべて気を取り直しましょう。大学生活はわりともうすぐそこですよ。

ラジオから流れてくるのは聞き慣れたいつもの歌。じっと座って聞いてなんかいたくない。

・・・勉強中音楽をかけている人は多いとは思いますが、流石に何ヶ月も聞いていたらプレイリストは底をつきますよね。特にこの時期は座って勉強を続けることにそろそろ飽きてくる頃だと思います。たまには立ちながら、歩きながら勉強するのも気分転換になっていいでしょう。

失いかけているものを思い出したくない。それだったら一人ぼっちのほうがいい。

・・・受験勉強期間の中で、些細なことからそれまで仲の良かった友人との間に距離を感じ始めることもあるのではないでしょうか。距離の開いた友人のことを思うのはかなりの精神的負担がかかります。いっそのこと彼・彼女のことは一旦頭から外して、受験が終わるまでは自分の世界に入ってしまったほうが楽かもしれません。

 

長くなりましたが、以上今回の「歌詞から読み解く人生の知恵」コーナーでした。

 

それではお待たせしました、新年最初のスペイン語一言クイズに入りたいと思います!

今回のお題は、、、、「obtener」です。ちょっと今回は連想されうる英単語が難しいのでわかりにくいかもしれませんが、是非皆さんも考えてみてください!

 

p.s. あけましておめでとうございます。完全に言い忘れていました。今年も私なりに丹精を込めてブログを制作して参りますので読者の皆様、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 

謹賀新年

 

東京大学文科二類一年 楠田陽平

 

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