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2022年 1月 22日 逆転は面白い ~小野先生~

こんにちは!担任助手1年の小野慎平です。

 

 

 

本題に入る前に大学の長期休みについて話したいと思います。大学や国公立、私立によって予定は変わるのですが私が過ごした明治大学理工学部での1年について説明します。

 

 

 

4月:入学、授業の始まり

 

最初の1~2週間は履修期間で授業は体験みたいな感じで成績には反映されません。履修とは1年間もしくは前期になんの授業を受けるのかを一週間の時間割を組むことです。1年生の春はどの授業をとればいいのかまったくわからないまま組むのでかなり苦労します。

 

5~7月:前期授業

 

履修登録をした授業を受けます。

 

8~9月:夏休み

 

この期間は夏休みです。どの大学も7月の下旬か8月上旬から1.5~2か月ほどの夏休みに入ります。長いですよね。小、中、高と約1か月ほどだとおもうので人生最長の夏休みになります。死ぬ気で楽しみましょう。

 

10~1月:後期授業

 

後期の授業です。

 

2~3月:春休み

 

ここでまた約2か月の春休みに入ります。大学にもよりますが1年の1/3が長期休みなんです。びっくりですよね。遊ぶのもいいですがこの期間を利用して短期留学に行く人も多くいます。

 

今は勉強に追われているかもしれませんがそこを抜けたらこのような大学生活が待っています。どの大学でもいいわけではありません。行きたい大学で学びたいことを学ぶ。これがベストです。いまの勉強がかならず大学生の楽しさにもつながります。努力しましょう。

 

 

 

本題に入る前の話が思ったより長くなってしまいましたが小野のブログはめったにないので長めに書きます。あまり大勢の人も見てないと思うので。

 

 

 

本題はタイトルにもある通り「逆転は面白い」ですね。

タイトルでイキってすみません。反省してます。

 

 

 

なぜこのイキりタイトルにしたかというと受験生のときにいくつもの困難を乗り越えてきたからです。またイキってしまいました。まず時系列順に私の受験を振り返りましょう。私の受験は高校3年生の6月から始まります。まずこの時点でおわってますね。受験勉強は高2の同日から始めても遅いですよね。それなのになぜそこまで遅くなってしまったのか。遡りましょう。

 

 

 

高校1年生の4月高校に入学をした嬉しさで勉強というものを忘れてしまいました。そして部活に励む日々が続き定期テスト前も部活を言い訳に勉強をしないでいたので学年最下位を何度か取りました。当然の結果ではありますが衝撃ですよね。僕もです。

 

 

 

そのまま気づいたら高校三年生になってました。3,4,5月はコロナウィルスの影響で自粛期間に入り塾にも学校にも行けない日々が続きます。ここで私の悪いところが出てしまうのですが監視されないと勉強できず5月上旬まで二か月もの間受講をしない期間が続きます。そこで担任助手の先生に怒られ受験への危機感をやっと覚えてためにためた受講を開始しました。多い日には1日に7コマ受けて7月上旬に受講が終わりました。いっきに受けてしまったため記憶の定着が十分にできていなかったのでその後また苦しむことになります。

 

 

 

私が通っていた多摩高校は行事が盛んで夏休みはほぼ毎日朝から晩まで体育祭の準備をして東進に来れる時間は夜の1,2時間のみでした。受験の天王山も逃してしまい重要と言われている8月模試でもアウトプット期間が十分に取れていないため全大学でE判定をたたき出します。しかし落ち込むことはなく俺ならできると言い聞かせていました。

 

 

 

そして9月になり体育祭を終えてやっと受験生と同じ量の勉強量を確保できるようになります。かなりの遅れをどうやって取り戻すかを考えました。そこで思いついたのは自分の勉強状況と見直す時間を毎日とることです。もちろん無駄なことをやっている時間はまったくなかったので毎晩今やるべきことは何なのか、やっていることは正しいのか、いつまでになにをやればいいのかを考える時間を取りました。約30分くらい毎日とっていましたがそこの時間は無駄ではなかったと思います。量をやらなければ質はついてこないと考えていたので量をやりつつ質を上げるために努めました。

 

 

 

そして12月の共通テスト最終模試になり結果が出るかと思ったのですがここで過去最低結果をたたき出します。やっと勉強をするようになったのに結果が出なかったのですがまだ共通テストまで一か月あるから全然いけるだろうという気持ちと毎日勉強状況を見直してるからやってることが間違っているわけはないという謎の自信をもって最後まで努力し続けました。

 

 

 

そして迎えた共通テスト本番。全教科で過去最高記録を出すことに成功します。

 

客観的に見たら浪人確定のような模試の点数だったのになぜここまで成長することができたか。

・自分の勉強を見直す時間を取れた

・周りに心配されても絶対にできるという自信を持っていて落ち込むことがなかった

この二つが大きいと思います。

 

 

 

これらからいえることは共通テストの数学や化学がかなり難化して結果に落ち込んでいる生徒はかなり多く感じます。しかし今までやってきた内容に間違いはなかったはずです。それに量もものすごくやってきたと思います。結果に落ち込む暇はないです。この危機的状況を楽しんでどこまで逆転できるか楽しみましょう。

 

 

 

逆転はおもしろい

 

 

 

明治大工理工学部情報科学科1年小野慎平

 

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