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2023年 2月 21日 頑張れ〜稲田先生〜

こんちには。

久しぶりにブログが書けて嬉しいです。

 

(今回のブログは長いですが傑作なので読んでほしいなあ。)

 

今僕は受験を終えた生徒に向けて書くか,受験を残す生徒に向けて書くか,低学年に向けて書くかで迷っています。 

んー。受験がまだある生徒に向けてか。
じゃあ,とある生徒のお話をしていきますね。


その生徒とは生徒番号41740904イナダイブキです。

 

彼らの代はコロナのオミクロン株の影響で受験生は年明けに校舎が利用できなくなってしまったんです。
家で勉強をしてこなかったし,できないから校舎に来ていた彼にとってはめちゃめちゃ痛かったです。
毎日YouTube見まくってらしいです泣

泣じゃねーよ。やれよな。当時のいぶき。

でも本当に誘惑に勝てなかったらしい。そしてさらに致命的なのは日本史の戦後史と文化史を一歳勉強してなかった。

今となっては笑い話になりますが,本当に何してんだろって感じです。

年明けに戦後史と文化史を頑張ろうと思っていたのに、校舎が閉まってしまって勉強時間が減ったイナダイブキ(41740904)は戦後史と文化史をやらないまま共通テストを迎えました。
3日前くらいになった時に流石にやったらしいのですが,それまでマジで手をつけなかったんです。

共通テストは日本史の戦後史と文化史が幸いにもほとんど出なかったおかげで影響はありませんでした。が、単純に共通テストの傾向に対応できず、52点を叩き出しました。
模試では結構取れてたのにね泣

共通テストが終わって,私大入試に向けても家で勉強しないといけなくて流石にその時は勉強頑張りました。

 

泣いた日もあったそう。
「間に合わないだろ…。
でも諦めるわけにもいかない…。
てか,なんで今まで俺やってなかったんだよ。
ああ,東進に入学した日に戻りたい…。」
と。

 

日本史の戦後史と文化史は一問一答の星1以下は諦めて2,3をバーっと詰めていきました。

入試ですが、僕は青山学院①、立教①、明治、立教②、立教③、青山学院②の順番での受験予定でした。

泣きながら日本史をやっていた彼ですが,入試の度に手応えを感じ,「いけたんじゃね」って毎回思ってたらしい。入試の度に前日にやったところとか直前でやったところが出るというミラクルを連発していたからです。

そして立教③の日の朝に青山学院①の結果発表でした。雨の日だったので親に駅まで送ってもらう,車の中で見ました。手応えを感じていて,更に自己採点でもかなり良かったので受かったんじゃねと思っていた結果でしたが….

受かったのです。

 

そしてその日の立教③ですが,
「俺は青山学院既に合格もらっているんだ!」
という風に自信を持って行けば良かったのですが,
「やったー✌️うぇーい╰(*´︶`*)╯♡」
って感じでふわふわして行きました。

 

その結果,
国語の文章も全く入ってこず,
日本史も漢字のケアミスをしてました。

そしてその日から1週間後に青山学院②が控えていました。
青山学院①と②では②に行きたかったのですが,既に①の合格を貰っている安堵&明治立教①②に可能性を感じていたのが理由で彼は3日連続勉強時間ゼロを記録しました。

その様子を見た親は,受かるはずがないから受けなくて良いと言ってイナダイブキ(41740904)に受験を強制終了させたのです。彼は受験を最後までやり切れなくて後悔しています。と言うのは嘘で立教①②に合格していたのであの時の行動は正解だと思っているそうです。

 

というのが彼の物語です。

 

太線部に注目してください。
この太線は彼の心情を表しています。
彼はこの受験期間に何度か心情が変化しましたね。

鈴木先生が1/21のブログで言っていた通り受験において精神状態メンタルは非常に重要です。

泣きながらも一生懸命日本史を頑張った彼は報われたし,
合格したことによりふわふわした,彼は受験に落ちたし,

安堵し,だらけた彼は受験を放棄すらしました。

 

 

併願校合格が既に出ててふわふわしてたり,

合格が一つも出てなくてプレッシャーに感じたり,

苦手な範囲が受験に間に合わなくて焦ったり

と,

 

メンタルを保つのに必死な生徒だらけなのは知っています。それはみんな同じです。

ならむしろ,頑張れば差を縮めることも広げることも可能です。

 

必要なことは一つ。

 

最後まで努力を続けること。

 

諦めたり,適当になってしまったら,今まで頑張ってきた自分に対して失礼だよ。

俺の受験の終わり方に後悔がないのは本当です。あの時は本当にやる気にならなかったし実際立教に合格できてたから。

でも,あの受験の終わり方に関して自分のことをダサかったなと思っています。

 

みんなには試験直前まで参考書を開いて,試験終了の合図まで問題に真剣に取り組める受験生でいてほしい。

俺が見る限り今年の武蔵小杉校にそれができない生徒なんていなかった。

大丈夫だ!

 

では,本番頑張ってきて!!

 

                 

立教大学法学部国際ビジネス法学科1年 稲田伊吹

 

 

あ…ケアレスミスとかひっかけには充分に気をつけて。

このブログの一番最初の5文字。もう一度読んでみて。

 

 

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国立勢頑張れよ