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2024年 1月 26日 東進ありがとう!~藤田先生~

おはこんばんちは!藤田です。

今日はなんと私最後のブログです。

なんだかんだ、私は生徒時代含め4年半も東進と関わってきました。と思うと長かったようであっという間!!今日は私の東進ヒストリーを遡ってみようと思います。

 



生徒時代は、継続することが本当に苦手で中途半端な生徒だったと思います。高マス1800完修なんて三ヶ月(!?)もかかったし、テキストの復習も続けてやろうとしても遂行できなかったり…今自分が担当したら「まじかっ!?」って感じの難あり生徒でした。

でも、そんな自分にも生徒として良かったなと思うことがあります。それは志望校のこだわりだけは人一倍あったことです。

きっかけは中学生まで遡ります。
私は高校受験の志望校の時に
・公立高校で大学受験もやる
・大学附属高校で大学受験しない
という選択を迫られました。当時英語は好きだった私に「上智っていう英語が極められる大学があるよ」という勧めをもらって、自分の可能性を狭めたくめるのは…という感じで高校受験を決めました。
それで高校入学後も、上智に行くということを心に決めて勉強をしていました。それは自分にとって大きなモチベになったと思います。

どんな理由でもいいです。志望校への譲れないこだわりを持てたら最高です!!

 



入塾して勉強していく中で、担任助手の方には本当にお世話になったなと思います。手がかかってすみませんでした…高マスの修判に受からなくて半べそで電話したこともあったし、一人ではわからないこと不安なことだらけで、担任助手に勉強法や問題についてに何度も質問してました。

受験生の時の担任の先生には特に助けられました。勉強しなきゃいけないけど勉強できない、って時にいつでも優しく声をかけてくださいました。推薦入試との並行をしている時には特に勉強計画を毎週面談で相談してもらいました。お忙しい中毎週お時間作っていただけたおかげで、先生と話した後にはいつも上を向いて勉強に取り組むことができたと思います。
私は友達にも沢山助けられました。私はそもそも1人で入ったので最初は全然友達がいなくて、TMもとりあえず義務的なものだと思っていました。けれど、TMにすごく高マスを早くやる子がいて、その子が羨ましい、すごい!!と思えたんですね。その子に追いつけたことはなかったですが、自分の動力になったのは間違いないです。



それ以外にも、志望校について熱く語り合った友達、仮眠の時にタイマーを止めてくれた友達(本当に私は害悪ですね)、自分がAO入試に落ちた時に自分のことのように考えてくれて、一緒に頑張ろうと声をかけてくれた友達…



私は数こそ多くなかったですが、素敵な友人と受験を乗り越えることができました。



正直文字通りの「合格」は入試の時の自分の実力が認められて大学に入学できるということですが、私の志望校合格は絶対自分だけの力じゃなかったなと感じています。東進に入って、本当に周りの人に恵まれた受験生活でした。この場で感謝申し上げたいです。

 

受験は周りの人の支えがないとやっていけないということを痛感しました…

 



受験が終わった後、担任助手になるのを迷っていました。そんな時、(当時担任助手だった)神谷先生という方のラストブログを読んで私の心は大きく変わりました。

内容を要約すると、自分は担任助手をやるつもりはなかったけど、東進で問題児だったから、指導してくれた方々に恩返しがしたいということで担任助手をすることを決めた、という感じです。

私はそのことに深く共感し、東進で支えてくださった分自分が恩返しをするぞと決断し、担任助手を始めました。



しかし、生徒に対して指導をするのは想像以上に難しいものでした。

自分とは全くバックグラウンドが違う子も多く、自分とは違う場面で躓いでしまうこともあって、それに寄り添うこと、それを乗り越えるためにアドバイスすることは最初はなかなか悩ましいものでした。

時には悩んでしまった挙句面談中涙を流してしまった生徒もいて、自分の不甲斐なさを感じる一方生徒の直向きさを結果に繋げてあげたいという思いでした。

大変な思いもしましたが、「TMが楽しくて毎週楽しみだった」と話してくれたり、第一志望に合格する姿を見て、この仕事に携われてよかったと思いました。



担任助手の仕事は(よくいろんな人もいってるかもですが)正解がないことが多いです。その分学びも多かった2年間でした。



ということで東進の生徒・担任助手の経験から得たことはこんな感じ!!


①何かを決断するきっかけなんてなんだっていい!!と思います。

何か無我夢中になって追える目標があると何かを成し得ることができるって思います。志望校を決めること、受験に向けてもっと本気で勉強に向き合うこと…「でも〜じゃん」ってのはいったん取っ払ってもいいと思います!!


②迷ったらいばらの道を進んだ方が自分の為。

8月でB判定じゃなかったし、冬のAO入試で不合格だったし、共テこけてもうダメだ、上智には受け入れてもらえない…と思ってました。でも最後まで諦めなかったから自分は今上智大学に入学することができました。また、三年の春という割と直前でAO入試にも挑戦する、と決めたことは受験結果的には😢ですが、この経験はよく言えば私を再燃させるきっかけにもなりました。



③目標や方向性が変わることは全然いいこと!そんな自分も受け入れよう。

私は受験においてはあまり変わらなかったけれど、有難いことに上智大学に入学して授業を受ける中で、自分が何をメインで学びたいのかっていうのが変わりました。今までは「私は上智で英語を極めるんだ!!」みたいなこだわりがありましたが、英語よりも韓国の地域研究の分野の方が面白いと感じて、今はそっちをメインに勉強しています。「え、こっちの方がいいかも…」ってのは受験の世界でも普通にあること。ただ、受験の場合できる限り早く方向転換した方がいいので、その分多くの可能性を先に考慮しておくこと、情報を多く集めることが吉!

 

ここで留意しておきたいのは、これらはあくまで自分の過去を振り返って点と点とをつなげただけであって、当時の自分はこの経験がどのように影響を及ぼすのかなんてことは全く分からないということです。

私が好きな言葉の中にスティーブ・ジョブズ氏の

 

「You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.」

 

という言葉があります。

ここでいうdots は経験に値するのではないでしょうか。

将来を見据えて、経験と経験とをつなげることはできない、それができるのは過去を振り返るとき。今はその経験を集めることしかできない。私はこのように解釈し、自分の頭の片隅にいつもおいています。

 

つまり、どんな経験も無駄にはならんということ!!!

 


私はひょんな理由から東進に入りました。でも私は東進で様々な経験ができて本当に良かったと思っています。東進で自分の不合格・合格も経験できたし、生徒とも様々な場面に立ち会うことができました。



私は長期留学に行くことになったため、1月末付で担任助手の仕事から卒業することになりました。きっかけは趣味から始まったものなので些細なものです笑でもそこで何をするかは明確にしています。勿論語学力をつけるためでもありますが、自分の専攻分野についての授業を受けること、今のこの恵まれた環境から一度離れて自分を変えたい、というためでもあります。また、私には今将来の夢、どんな仕事をしていたいかというイメージが全くついていません💦だからこそ、留学で将来何をしたいか、見つけることができたらいいな、、、!


東進で学んだことを活かしてこれからも自分の人生を全うしたいと思います。みなさんとは校舎で会うことはなくなってしまいまって、頑張っている姿を見れないのは惜しいことです。

私も別の場所で心機一転自分の人生を全うしようと思います。お互い頑張りましょう!

みなさん本当にありがとうございました!!

武蔵小杉校のみなさんの健闘とご活躍を心よりお祈りしております。

 

上智大学外国語学部英語学科2年 藤田菜乃葉

 

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