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2025年 5月 27日 An investment in knowledge pays the best interest.
みなさんは、「今やっている勉強って意味あるの?」って思ったことありませんか?
例えば、入試で使うのは英語・国語・社会の3科目なのに、定期テストのために化学の勉強しているときにふと、、、大学では生命系の勉強がしたいのになんで今世界史を勉強しているの?、、、
なんてことは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?
私も高校生のとき、これ意味ある?ってずっと思っていました(笑)まだ情報も共通テスト科目には入っておらず、国公立文系志望だったので、情報や応用理科の授業はほとんど聞いていませんでした…皆さんは絶対にマネしないで下さいね。なぜなら聞いていなかったことを非常に後悔しているからです。
なんでだと思いますか?確かに大学の授業では応用理科の知識も要らないし、プログラミングの知識も必要とはされていません。でも絶対聞いておくべきでした。理由は一つ!
自分の世界が広がる可能性をできるだけ大きくしたいからです。
大学に入ると学年が上がるごとに自分の専門にフォーカスした学びになります。1,2年次には教養科目もたくさんありますが、結局自分の興味のある(と思い込んでいる)授業ばかりを聞いてしまうので、深い学びは得られますが、学問分野や選択肢の数が少なくなってしまう気がしてしまいます。そういう時に、たまに新鮮な学びを入れると自分の専攻の中でヒントになりそうなアイディアが湧いたり、ふとして見た新聞記事の教養欄が輝いてくるのではないのでしょうか。知識に幅を少しでも持たせるだけで、見える世界が変わってくるかもしれません。アイディアの斬新性とか、知識に厚みがある人って生き生きしていてすごく魅力的に映りませんか?
もちろん勉強はそんな楽観視できるほど単純な問題ではないのですが、もしかしたら人生を変えるほどの運命的な出会いがあるかもしれませんよね。私の通う一橋大学には著名な数学者になった先輩がいらっしゃいます。数学が嫌いな法学部生と入学しましたが、教養科目の必修の一つとしてしぶしぶ取った数学の授業が面白すぎて学部卒業後は、数学を学ぶために海外大学へ院進し、今では日本の数学界を牽引する人物の一人です。
アメリカ独立に貢献した科学者でもあるベンジャミン・フランクリンは次のような言葉を残しています。
”An investment in knowledge pays the best interest.”
あらゆる知識を搭載した人間であれるよう、日々様々なことに興味をもっていきたいです。
しかし、受験を控える高校生にとっては、入試で使わない科目を勉強することは時間の無駄になってしまいますね…
やるべきことはしっかりやる。その上で、他のことにもほんの少しだけ興味を持っていられたら生き生きできないかな?…とふと思った今日この頃です。
だんだん自分でも何書いているのかわからなくなってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
武蔵小杉校は本日も元気に13時から開館して、生徒のみなさんのことをお待ちしております!
✦明日の開館時間✦
13:00~21:45
一橋大学法学部3年
田村彩佳