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2023年 2月 14日 Spring vacation~青木先生~

大学生の唯一かつ最大の試練である定期試験が終わり,春休みに入りました.そしてこのブログを執筆している2月12日はちょうど私が通学する慶應義塾大学理工学部の入学試験がおこなわれている日でもあります.そこで,今回は私の1年間の自己分析を披露することで,これから大学に進学する受験が終わった高校3年生,もしくは受験真っただ中な高校3年生のみならず,大学での生活について今一つ実感がわかない高校2年生以下に向けて,大学生活をより良く過ごすためのTipsをお届けしたいと思います.

成長したこと

色々な人と関わるようになった
大学生になってから私の人間関係は大きく変わりました.中高一貫の男子校に通っていたので,人間関係はどうしてもより濃く,より限定されがちでした.しかし,大学生になってから,積極的に新しい人間関係を構築しようと努めるようになりました.例えば,東進ハイスクールの担任助手として働くことで,ほかの大学に通う大学生に加えて,受験のプロフェッショナルとして働く社員さんの働きぶりを目の当たりにすることで,19歳ながら社会で働くことの喜びとその責任を確認しました. また,大学でも,大学で行われているイベントに積極的に顔を出すことで,たとえば,他学部の教授の講演会に参加してまったく知らなかった知識を獲得することもありました.

自ら目標を定めて行動するようになった
理系の大学生は課題が多いとはいえ,自由時間が全くなくなるほどの量ではなく,むしろ,高校生のほうが自由時間は増えました.しかし,それは最低限のやるべきことのみをやっていた場合です.高校よりも高度な内容を扱い,高校よりも進度の速い授業を理解するためには自ら手を動かして理解する必要がありました.大学のカリキュラムでは全ての授業に,濃厚接触者になったことに因るものを除く遅刻・欠席なしに出席かつ,定期試験や課題の質,ともに人前に出しても恥ずかしくないクオリティで仕上げることを目標として,実際できていると自負しています.
また授業外では,10月頃から仏検の勉強を始めて3級に合格したことや,11月から競技プログラミングを初めて4月までにatcoderで下から3番目のレーティングになれるように「競技プログラミングの鉄則」というテキストに,一日にやる分量を決めて取り組んでいること,春休みになってからお金の勉強をしようと決め,ファイナンシャルプランナーの資格取得の勉強の準備をしていることがあります.

改善が必要なこと
慢性的な運動不足とそれに伴う生活リズムの崩れ
大学で積極的にサークルに参加しているわけではなく,日々の運動は大学の往復のみである私は,高校でバスケットボール部に所属していたこともあり,体力を持て余してしまうため,就寝時間が遅くなる傾向にあります.これについて,解決案を自分の中で考えています.まず,ジムに通うこと.これはお金こそかかるけれど,日々の運動不足を十二分に補うのみならず,筋肉をつけるという,努力量と結果が結びつきやすいという,筋トレの性質上,自分により自信をもつことができると考えられます.ただ,この方法の問題点は,初期投資が3万円でつきづき8千円ずつかかることです.これは実家暮らしでバイト代がすべて自由に使える私にとってもかなりの負担であることは間違いありません.このプランについては引き続き検討する必要があると思います.


興味のないことへの関心が薄い
よく私に投げかけられる質問で,「勉強が好きなの? 」といったものがあります.その答えは分野によります.私の興味の赴くことに対しては積極的に勉強しますが,そうでないものに対しては強制されないとやる気がでないことがあります. 具体的には,今学期の必修で生物学序論がありましたが,その科目に対しては優秀な成績を取れなくてもいい,とりあえずpassすればいいと思って勉強していました.このことはせっかく大学のカリキュラムに組み込まれている科目に対してあるまじき態度であると思います.とはいえ,私は豊かな感情があるため,やる気の浮き沈みに対してそれをコントロールする強靭な理性を身に着ける必要があると考えています.これに関しては,自分の中で最大かつ喫緊の課題で,解決策を必要としています.

総括
全てに満足している大学生活ではないものの,自分の中では及第点の生活を送っていることが分かりました.このように一度自分を捉えなおしてみてはいかがでしょうか?私もこのブログを書くことで自分の近況を把握できました.ここから2ヶ月弱ある春休みを有意義に過ごすことができそうです.