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2018年 9月 29日 教員志望の方々へ
こんにちは、立教大学理学部化学科、田中峻介です。
早速ですが、私の将来の夢は高校の教師になることです。
そこで、教師を志している皆さんのために大学の教職課程の仕組みを説明します。
まずは、教育免許を取得するためには、自分の学部とは別の教職の授業に出て、単位を取得することが必須になってきます。
そこで、立教の例を挙げてみましょう。(多分どこの大学も同じ)
大きく分けて3つの過程を踏みます。座学→実習→試験です。
座学は教育原論、教育心理学、学校教育相談など座学でない教育実習などを除くと、19種類の授業があります。
1つの授業で単位がもらえるのは90分授業を14回出た時にもらえます。なので、単純な計算をすると、14回×90分×19個/60=399時間ということで、教育学部など、教職の授業が必修に入っていない人は、これだけ多くの追加時間授業を受けなければ教育実習にも行けない現状があります。
しかも4年生は教育実習のみなので3年間でこれらを取得しなければなりません。
これらの授業後に教育実習準備授業や教育実習があります。大変ですね….
教育実習が終わったら、教員免許を取るための試験を受けます。これで終了です。
それにしても399時間は長い!399時間あったらいろんなことができますよね。みなさんは何をしますか?私なら旅行しますね。
それぐらい多くの時間を追加で受けるのですから、教員を目指す人は教育学部や教育学科などに入学することを勧めます。
しかし!決めるのはみなさんです!教師志している人は教育学部か否か、などしっかり大学後のことを考えて、学部選び、大学選びをした方がいいと思いますよ!
分からないことがあったら田中まで聞いてください!
立教大学理学部化学科 2年 田中峻介
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