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2020年 7月 31日 過去問の点数で悩んでいるあなたへ~村本先生~

こんにちは、村本です。

昨日から夏休みに入りました。今年の夏休みの目標は、簿記の勉強をすることです。かなり高めの目標を設定したのですが、「まぁできるでしょ!!」と楽観的に考えています。

さて、受験生の皆さんはそろそろ過去問を解いていく中で、点数が取れないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか?せっかく勉強しているに点数が取れないとショックですよね。受験生の誰もが経験する悩みだと思います。

ですが、その状況をどのように捉えるかで過去問を有効活用できるかが決まってきます。

 

ここで質問です!!

私立文系の生徒と仮定しましょう。あなたは社会が苦手で、過去問を解いた時の出来が、英語5割・国語5割・社会4割だとします。合格するには3科目で平均7割を取る必要があります。さて、この結果を踏まえてどのように勉強したらいいと考えますか?

 

みなさんはどのように考えましたか?

「社会がやばいから頑張らなきゃ」とか「点数が足りなさすぎる」と考えた人がいるのではないでしょうか?

ですが、私は上記のような結果からこのように考えることは適切であるとは言えません。なぜなら、これらの考えは結果から読み取れる負の側面しか見られていないからです。負の側面は事実として理解する必要はありますが、成績を向上させるためにはあまり役立ちません。むしろ、勉強に対するモベーションの低下につなってしまいますよね。

では、どのように考えると良いのでしょうか?

私は、正の側面に着目することが重要であると考えます。この質問であげた例でいうと、「社会ができなかった」という負の側面を、正の側面から考えると「社会にはまだ伸びしろがある」ということになってきます。つまり、英語や国語と同じ時間をかけた場合、よりも効率良く成績を伸ばせるということです。また、社会が苦手なら合格点である平均7割の内訳を、英語7割5分・国語7割5分・社会6割とすれば達成できそうな気がしませんか?

このように、何事においても正と負の側面があります。分かりやすい負の側面に着目するのではなく、少し考えて正の側面に気付けると過去問をより有効に活用できると同時に、受験に対して楽観的に考えることが出来て受験に対するモチベーションの向上につながります。受験に対して楽観的に捉えられる受験生は受験生活でメンタル面の心配をしなくて済むという大きなアドバンテージがあります。

みなさんも過去問の点数が良くなかった場合でも、少し考えて正の側面から結果をとらえてみてください!!!!!

 

慶應義塾大学 経済学部経済学科 2年 村本健人

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