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2020年 11月 1日 暦の上ではノーベンバー ~伏見先生~
こんにちは。伏見です。
今日から11月ですね。英語での月名 Novemberは「9番目の月」の意味で、ラテン語の「Novem」 (第9の)に由来しているそうです。実際の月の番号と二つずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ歴が3月起算だからで、3月から数えて9番目という意味なのです。Octoが「8」を表す (Octopusの足は8本!) にも関わらず10月をOctoberというのもこの3月始めのローマ歴の影響です。
さて、いきなり変な豆知識を披露して困惑させてしまったかもしれませんが、安心してください。最後まで読めば意味が分かるという文豪の書くミステリーのようなスタイルです。
「単語が覚えられない!!!」こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。私もその一人でした。そもそも単純な暗記作業というのはなかなかはかどらないものですよね。かと言ってやらないと基礎が身についていきません。そんな方々にオススメしたい勉強法は、、、
語源から覚える です!
さあここで冒頭の伏線を回収していきます。例えば、「Octoberって何月だっけ!?」とふいに忘れてしまったとき、(いつもは簡単に答えられる単語を試験本番で忘れてしまう現象は本当に頻発します。自分は Which のスペルを英検の本番でド忘れしました。) 「Octo=タコの足だから8で、ローマ歴基準で2つずれるんだった!」と覚えていれば、「そうだ!Octoberは10月だ!」と思い出すことができます。めでたしめでたし。
他にも自分が感激した語源覚え単語を紹介します!
①Inspire:「奮い立たせる」
spiの語源はSpirit「精神」です。精神、魂 (spi)をinする=「やる気を出させる、奮い立たせる」となるのです。
②Candidate:「立候補者」
CandはCandle(ロウソク)が由来になっています。ロウソクのようにその身を削りながら心に炎を燃やし続ける、立候補者とはそういう存在なのです。
少し無理矢理な部分もありますが、最も大事なことはその単語の意味を覚えることです。単純な暗記作業が苦手な方はぜひ試してみてください!
青山学院大学 国際政治経済学部1年 伏見竜馬
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