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2022年 1月 31日 ある受験生たちのお話~大貫先生~
もう二週間も経ってしまいましたが、書かせてください
皆さん、共通テスト(同日体験受験)お疲れさまでした!!
今年は数学の平均点が大暴落したり、国語で癖の強い問題が出たり、そして受験生は直前に校舎に来られなくなってしまったりと、本当に大変な試験だったかと思います。
受験生のみんなも、まだ受験生になっていない人たちも、このような状況の中で本当に頑張ったと思います!本当にお疲れ様!!
ですが、泣いても笑っても終わった試験の対策はできませんし、皆さんにとっての重要な節目は既に過ぎ去ってしまいました。
というわけで、今日は去年の「節目」が終わった後のある受験生の話を書きたいと思います
その受験生は、共通テストで満足のいく結果を出しました。苦手な数学でもまずまずの成績が取れ、得意科目であった英語でも国語でも実力通りの点数を取れていました。
ですが、そこからが問題でした。元々、共通テストの勉強に割いた時間も長く、課題であった数3は十分にできるという状態でもなかったにも関わらず、気が抜けてしまったのです。
本人としては手を抜いているつもりも、勉強時間を減らしたつもりもなかったのですが、やはり慢心や気の緩みがあったのでしょう。私大の一般選抜や国公立の二次試験は見事に全滅。
結局、共通テスト利用で引っかかれた大学へ行くことになりました。
一方で、彼の友人の受験生。その人は、共通テストでは結果が振るいませんでした。途中の科目の失敗から精神的に崩れてしまい、共通テストの結果だけを見るならば志望校の大半をあきらめなくてはならない状態でした。ですが、その人はそこから凄まじい追い上げを見せました。
ここで伸びなければ後がないという焦りからでしょうか。最後の試験が終わるまで全力で勉強を続けた結果は、一般選抜の全合格。行きたかった大学に無事合格し、今も思い描いていたキャンパスライフを存分に満喫しています。
共通テストは重要な節目ではありますが、多くの人にとっては通過点でしかないはずです。共通テストでいくら良い点が取れても、あるいは悪い点だったとしても、その後の努力次第でいくらでも結果は変わってきます。
第一志望の二次試験、一般選抜まで一年の人たち、あるいは少ししか時間が残っていないという人たちも最後まで
気を抜かずに
諦めずに
全力で!!
駆け抜けていきましょう!!
東京理科大学 理工学部 情報科学科1年
大貫雄真
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